冷めた自分を受け入れる
ツイッターを見ていると、色んな情報が流れ、そして消えていきます。
改めてツイッターというのは面白いです。インスタグラムやフェイスブックよりも面白いと個人的には思います。
画像とか動画とかないと投稿しにくいってのは、ぼくにとってネックなのです。
そもそも、写真を撮る癖がついていませんので。。
でも、インスタグラムは海外の方の投稿が気軽に見れるので、よく眺めてはいます。
それに比べると、ツイッターは文字だけで投稿することにハードルが低い気がします。
ブログ初心者のぼく。同じぐらい初心者の方と繋がりたいとそれらしい人を見かけてはフォローをしています。
しかし、ブログ初心者の方をフォローするときに気を付けなければならないことがあるってことが段々分かってきました。
ブログを始めるにあたって色んな目的の方はいると思いますが、収益が目的の人は多いと思います。かくいう自分も、最近考え始めてはいるのですが。。
収益がもろに目的の人をフォローしてしまうと、自分のタイムラインがえらいことになります。
「フォロワーが700人行きました!!本当に嬉しいです!」
「フォロワー1000人突破感謝企画します!RT、拡散おねがいしやっす!!」
「きっと私にもできる!同期のみんなが出来ているんだから!ファイト、私!」
「イケハヤさん、最高!抱いて!」
みたいなRTが鬼のように僕のタイムラインを荒らします。
なかなか、大人しめの初心者ブロガーさんはいないようです。
ぼくも、この流れに乗った方がいいのかなぁ。。なんて、少しセンチメンタルになったりもします。ぼくも多くの人にブログを見てもらいたいですしね。
でもこの感じ、以前にどこかで体験したような。。。
そうです、思い出しました。これは友人に誘われてネットワークビジネスの会合に行ったときの感じに似ています。
昔、友人の一人にそれはそれは熱心に活動しているやつがいて、もの凄い熱意で誘われたことを覚えています。
まぁお金もかからないし、友人からは散々その会社の製品を無料でもらったので、付き合いで行ってみることにしたのです。
そして友人に連れられて行った会場は、本当に立派な建物でした。
成功すればこうなれる、みたいなものの展示がオンパレードで、清掃も行き届いており、スタッフと思われる方もそれはそれは丁寧な対応をしてくれました。
何となくしか覚えていないのですが、その日は潜在意識についての講義だったような気がします。なんか、主婦の方が登壇して講演してました。
最初のほうこそ、新来者にも優しいように話していましたが、段々ヒートアップ。最後の方には泣きながら話していました。講演を聞きに来ていた何人かの方も涙していました。友人も泣いていました。
極楽とんぼの山本がめちゃイケに久しぶりに登場して、周りの芸人がみんな泣いてるみたいな雰囲気がそこにはありました。
ボケーっと話を聞いて、「今日もあの無料の製品貰えないかなぁ」などと考えていると、講義が終わり、なんか分科会みたいな感じになって少数人数によるミーティングに参加させられました。
そこでは、いかにポジティブな考えが大事か、仲間が大事か、仲間といることが楽しいか、こんこんと話されました。
さらさらっと聞き、その会場を後にしました。
その時に、ぼくは思いました。
「無料の製品もらえなかったなぁ」
と。
なぜでしょうか?なぜ感化されなかったのでしょうか?
おそらくぼくは、少しひねくれているんだと思います。
基本的に「ウェーイww」系のノリは好きじゃないってのもありますし、家が好きな人間です。
少し冷めているんだと思います。
でも、本当に心を許した人とはなるべく一緒にいたい、というところもあるんだと思うんですね。
けっこうなわがままです。
考えてみると一人になる時間と、誰かと一緒にいる時間の両方のバランスを、自分の満足がいくように取るってのは、社会人になると難しくなってくるように思えます。
そこのバランスが崩れて、我慢をし続けると病気になってしまうのかもしれません。
今、通っている病院の医師に最初に診察を受けたときにこんなことを言われました。
「今、あなたが必要なものってなんですか?しっかりと心の声に耳を傾けていますか?人間というのは厄介なもので、本能の声の方が強いのです。病気をきっかけに一度整理してみてはいかがでしょうか?」
と。
ぼくはこのブログで散々
「ポジティブが大切!!」
みたいなことを書いています。誠に申し訳ありませんが、それはぼくにとって本当に難しいことだなぁと思いながら書いてます。
ただし、ネガティブな傾向が自分にはあるなら、そちらに陥らないような対策はするべきだとは思います。
ただポジティブにポジティブにいこうとするよりは、今の自分のちょっと冷めた感じを受け入れてあげることもとても大事なんだと思います。
自己否定が一番のストレスですからね。
そんなわけで、なかなか初心者ブロガーさんの輪の中に入っていけれませんが、自分が好きなように始めたSNSですので、好きなようにつぶやいていきたいと思います。