パニック障害患者、まったりとブログやる

パニック障害になってしまいました。言葉遊びしてます。Twitter@lotus0083 ふぉろーみー。

久しぶりなんてもんじゃない

こうして記事を書くことはずいぶんと久しぶりです。 今回の記事は、報告と自分の記録用です。 去年の9月に書き上げた小説を、何回か書き直し推敲しまして、自分の初めての小説が完成しました。 思えば、文章を書くということを覚えたのはこのブログがきっか…

ついに

久しぶりの投稿です。更新は4か月ぶりになります。気が付けばもう10月が目の前に。前に記事を投稿した時は、梅雨の直前。それから短い夏が過ぎ、今は秋直前。そしてもう少しで、パニック障害にかかってから1年が経とうとしています。 今まで小説を書いていま…

先生、小説が書きたいです

皆さんこんばんは、岸野です。 ブログの更新がすっかり滞ってしまいました。約2週間前の記事で書かせて頂いたように、書きたい時にだけ書く、ということを宣言したかと思います。実際にこうやって2週間もの感覚が空くと、記事が更新されないことに対しての予…

近況と、「文章を書く」行為を通じて発見した自分

こんばんは、岸野です。 今回はいつもとは趣向を変えまして、近況報告という形で記事を書きたいと思います。と言いますのは、先週か先々週を機に、あれほどせっせと毎日のように続いていた記事の更新がぱたりと止んでしまい、疑問に思う方も数人はいるかと思…

気の済むまで歩けばいい

僕は蓮根の皮を剥いていた。 蓮根の皮を包丁で剥くことは、意外と厄介な作業だ。少し手も痛くなる。無駄な力が入っているのだろう。 その痛みと共に、僕はふと思った。 僕は歩くようになったな、と。 もしかしたら、パニック障害を患ったことがきっかけでよ…

ある日の煙草とエゴ

「なんていうかさ、周りを見るとエゴだらけだよな。この世界って。」 友人のK君はそう言った。僕が大学に通っていた時の、ある日のことだ。 「すっからかんの頭を懸命に振って出てきた知識をひけらかすだけひけらかして、自分はいかに勉強しているかを見せる…

石ころのような非日常

心療内科の待合室は水を打ったように静かだ。 聞こえてくるのは受付の女性同士の話し声と、コピー機が作動する音だけだ。 個人病院の待合室は大抵静かなものであるが、心療内科の静けさは少し趣が違っているような気がする。それもそのはずだ。ここにいる患…

夜の世界でブルースを

太陽が沈み、辺り一面が闇に包まれると世界が一変するような気がする。 いや、気がするだけではなく本当に変わるのだ。 もちろん、モノ自体の状況はなんらも変わらない。昼と同じく道路は存在し続けるし、お気に入りのカフェだって夜に存在し続ける。入れ物…

その裏に見える男の戦い

電車はある一定のリズムを刻む。 そのリズムの捉え方は、自分の心の状態・置かれた状況によってスライムのように変化していく。自分の心が落ち着けるほど平和な気持ちでいるならば、そのリズムは眠りを誘う心地よいものになる。しかし、一たび電車の外からそ…

春の微笑みとじいさん

やはり、春というのはこうでなくてはならない。 柔らかな陽ざし、どこからか運ばれてくる産声をあげたばかりの木々の香り、生きている喜びを全身で表現しようとする色とりどりの花たち。街は、花の香りと南風にぐるりと包まれていた。 人々にも活気が満ちて…

幸福の底なし沼

つい先日のことだ。 割と長い付き合いを持つ友人と久しぶりに会った。 思えばパニック障害を患ってからというもの、外で友人と会うなんて全く出来なかった。それが、友人と会うまでに回復出来た。まだ、服薬は当分の間必要なものの、一歩一歩回復出来ている…

省みない親切心こそが・・・

「Hi! May I help you?」 僕は座り込んでいる外国から来たであろう少女に話しかけた。 その後待っている展開など予想することをしないままで。 風を切る音が心地よい。 歩くことは一番好きだが、次に好きなのは自転車だ。その次がバイク。空気を身にまとう感…

川辺のカール

しばらく寒い日が続いていたが、久しぶりに暖かな日差しに包まれ始めた。 今まで着ていた厚手の服を脱ぎ、新しい服に着替え、外の広々とした世界へ足を踏み出す。 ちょっと今日は、少し遠くまで歩いてみよう。 そんなことをふと思いついた。 歩くという行為…

ひさかたの光のどけき春の日に

3月から4月にかけては季節の流れが速い気がする。 気温が上昇したり、雪が溶け緑が見え始めるからかもしれない。 しかし、この季節の流れを感じさせる一番の原因はやはり桜であると思うのだ。 桜があるだけで春を感じることが出来る。たとえまだ肌寒くても…

そしてピッコロ大魔王は悟空を打ち抜いた

僕は自分自身を誰よりも攻撃している。 最近、そんなことをよく思う。 ブログのタイトルにもあるように、僕はパニック障害にかかってしまった。発症当時のことを思い出すと、それはそれは辛い日々を送っていたなと思う。電車にいきなり乗れなくなり、病院へ…

世界観を確立した先に待つもの

どこからか音楽が聞こえてくる。 暖かい日の光に包まれた、ちょっと気怠い午後。この状況に似あう音楽は、気怠そうに演奏されているジャズのスタンダートだと思う。「酒バラ」なんて悪くはない。 しかし、僕の耳に届いてきたのは「AKB48のフライングゲット…

産み落とされる哀しみ

空気が暖かくなると、街に人が多くなる。 特に、冬から春に移り変わる時、その傾向は顕著なような気がするのだ。まぁ、花粉症にかかっている日本人はかなり多いので、冬から引き続き家の中に引きこもる人も多いと思うが。 ただそれでも、冬の刺すような冷た…

狂気の持つ力

信じられない話だ。今思い出してみても、簡単には信じられそうもない。 パニック障害を患ってしまった僕が、急行電車に乗り、挙句の果てに、花見シーズンの井の頭公園に行くなんて。 一般の人なら「何を大げさな・・・(笑)」とか思うかもしれないが、僕と同…

経験則と世界の大きさ

「ねぇ、ママー。私はどうして産まれたの?」 「それはね、パパとママが愛し合ったからよ。」 「ふーん。愛し合って私が産まれたんだ?」 「そうよ、パパとママが愛し合って、神様がご褒美にあなたを授けてくれたのよ。だから、あなたはママとパパにとっての…

good enough

1980年代頃、アメリカの心理学で「good enough」という概念が提唱されたらしい。直訳すると分かりにくくなってしまうが、日本語の直すと「ほどほどに」という意味らしい。 精神疾患を患ってしまう人の特徴として、「真面目」な性格の持ち主というのは良く知…

ベートヴェンと狂気

引き続き書きたかったのですが、ブログチャレンジなるものの誘惑に負けてしまい、間が空いてしまいました。 それではどうぞ。 さて、前回書きたかったことを全く無視して自分の本能の赴くままに書きまくったら、ちょっと面白く書けた気になって、いい気分に…

出来ない卒業と桜

今週のお題「桜」 初めてのお題にチャレンジです。前回のお題の「卒業」も絡んでいます。それではどうぞ。 「良い日もあれば悪い日もある。だから、毎日真剣に生きなさい。大丈夫よ。」 厳しい冬を乗り越えて段々暖かくなってくると、心まで穏やかで暖かいよ…

無駄こそ正義

音楽は人々の精神から炎を打ち出さなければならない ~べートーヴェン~(ロマンロラン著 『ベートヴェンの生涯』より抜粋) この度、世界から「ヴ」が消える事になった。さしたる出来事でも無いような気もするのだが、自分で「ベートヴェン」と書いておいて…

「才能」を感じた日

僕は「才能・天才」という言葉が嫌いである。 それは多くの場合、他人を妬むときに使われるからだ。「いいよな、あいつは才能あって・・・。」、「やっぱ天才には敵わないなぁ・・・。」などなど。逆に何かしらの形で結果を出していたり、頭一つとび抜けてい…

良書の条件

良書とは、須らく自らの視野を拡大してくれるものである。 本好きの僕が心に留めている格言だ。今の世の中、様々な文章が情報で溢れている。今の若者は本を読まなくなった。活字が大切にされなくなった。そういった嘆きがあちこちから聞こえてくる。 なるほ…

ネットでお仕事

今日も日課である散歩をしていました。僕は、日の暖かさを感じながら、いつものスーパーへゆっくりと向かっていました。今日は何を買おうか。何か旬の野菜とかあったら買ってみるかなどと、漠然と心に描いていました。 品物を手に取り、レジへと向かいます。…

ライターデビュー

来る日も来る日も情報を求めネットの海原へ。 未経験者歓迎の「web占い師」というエキセントリックな職業に目を奪われつつ、ネットで初めてでも出来そうなライターの仕事を探してみます。色々調べてみると初めてでも出来そうな案件が「クラウドソーシング」…

Webでの仕事を求めて

随分寝た。 心なしか、頭が重い気がする。今日は曇天に違いない。カーテンを開けると思った通り空一面がグレーだった。遅めの朝食を取り、日課となっているストレッチをして、頭の中のもやが晴れてくると、思考も回転し始める。さて、今日はどうしようか、考…

お問い合わせフォーム

読み込んでいます...

潜在意識の行きつく先

人は時に目に見えている物よりも、目に見えないものを信じることがある。 これは人間関係に往々にして起こることで、例えば大人になると人を簡単に信じられなくなってくる。それはある意味仕方のないことで、人生をある程度生きると、人から騙されるなどの苦…