パニック障害、ビフォーアフター のお話
皆さんこんばんは、岸野です。
いやー、本当にこのブログを読んでくださっている方には感謝です<m(__)m>
こんな硬い感じのブログ読むのも疲れないですかね?(笑)
元々、ぼくの思考整理や、パニック障害で苦しむ人を主に、様々な方とブログで繋がりたいというのが、ブログを始めた最初の目的でした。
文章を書くのは好きなので、ブログを書くのは全く苦ではないのですが、書くためには日々のインプットが必要です。特に書き続けていると、強くそう思います。
一応、病気系のブログを書くときは、科学的なエビデンスとかでも裏打ちしたいので、ネット上で公開されている様々な論文や本を読んでいます。
「ブログをちゃんと書く」ということをやろうと思うと、自然と病気のことを知っていこうと、ぼくの中では変化しました。
これも一つのビフォーアフターです。
さてさて、前回まで長々と「認知行動療法」について書いてきました。
病気になってしまった自分の思考パターンや行動を「認知」して、その「行動」を変えていく、というのが本当にざっくりとした内容です。
まぁ、認知行動療法と言っても「新世代の認知行動療法」、「児童における認知行動療法」など、様々ありますので、興味がある方は調べてみると良いんじゃないでしょうか?
今回は、主に、ぼくが自分自身のことを省みて、変えようと努力していることについて書こうと思っています。
ちなみに以前に、「考えない訓練」について書きました。
サラっと要約すると、ネガティブなことを考えてもいい時間帯を一日のうちで設定して、それ以外の時間は考えないようにする、というものです。
具体的には、朝と晩にそれぞれ30分ほど時間を取ります。
ただし晩は、寝る直前はダメです。
そして、最後は必ず前向きな言葉を心に念じます。それで終了です。最後は、前向きな言葉で締めくくった方が、きちっと30分で終われるのです。
ここからは箇条書きで書いていきます。パニック障害になる以前はやらなかったけど、現在やっていることです。
- 寝る前に呼吸法を伴うストレッチ30分~1時間
- 掃除機を使わないで、雑巾がけ
- 夜はコンビニのご飯は食べない
- 料理をなるべく作る
- 体調日誌をつける
- 「大丈夫」と、とにかくつぶやく
そうですね、まだ掘り下げればあると思いますが、このくらいにしておきます。
激しい運動は出来ないので、ストレッチはかなり重要なのです。
そして、一石二鳥の雑巾がけ。部屋が掃除機よりもキレイになるし、運動にもなります。これはおすすめです。
そして、料理を作るというのは気分転換に最適です。気分を変える為に音楽を聴いたり、動画を見たりする方も多いと思いますが、これはどちらも受け身です。
しかし、料理を作るというのは能動的行為なのです。
自分で考え、必要なものを揃え、そして作業し、料理が出来て、その結果を吟味して、また作る。
これ、一種の認知行動療法ですよね。
そして、実際に精神医療の現場において「料理療法」などといったものも実施されているらしいです。
気になる方は調べてください。
そして最後に、「大丈夫」という言葉をとにかくつぶやきます。
パニックになった時、ぼく的には一番効果がある言葉のような気がします。
「大丈夫」という言葉の前には言葉が隠れています。
「(死なないから)大丈夫」
「(すぐに落ち着くから)大丈夫」
です。
嘘だと思うかもしれませんが、この言葉は本当に効きます。
これは自分の感想でしかないので申し訳ありませんが、ぜひ苦しい方は「大丈夫」とつぶやいてみてください。
さてさて、色々紹介してきましたが、これらの行動の変化は病気じゃないとしてもポジティブなものだと思います。
パニック障害にならなかったら、行動を変えようなんて思いませんでしたし。。
そういう意味では、病気になって良かったと思うこともあるのですが、素直に喜べないところもあります。
だって、ぼく病気ですからね。
これらの紹介した行動をやり続けてみて、病気が良くなって、振り返った時に「あー、病気になって得したわ」と思えればベストです。
なので、無理やり感謝しようとかぼくは思いません。
無理やり、心に納得させようとすると、それはそれで負担がかかるので。。
自然に感謝できるようになるまで、気長に待ちます。
さて、今回はぼく自身の話がメインでしたね。
では、また何かパニック障害に効果がありそうなものを見つけたら随時紹介していきたいと思います。
今日はこの辺で、ありがとうございました。